[2021-12-12追記]
最後の記事以外は解決済み……のはずです。昔こんなトラブルがあったよということで。
同じことに悩んでいる人がいるかもしれないので。
eclipse & modular (project jigsaw)なプロジェクトで、本番のコードツリーのmodule-info.javaにJUnit5への依存を残したくない
- 本番のコードとテストのコードで、プロジェクトを分けます。
eclipseでは一つのプロジェクトにはmodule-info.javaは一つしか置けないため、module-infoを切り替えるには、プロジェクトを分けるしかありません。 - module-infoは本番のコードの方に置き、テストのコードの方には置きません。
- テストのコードのビルドパス設定で、本番のコードのプロジェクトへの参照を記述します。このとき、
本番のコードのプロジェクトはmodularとして記述します。
かつ、そのプロジェクトにpatch-moduleするように設定します。junitへの add-reads も足しておきます。 - このpatch-moduleとかの設定は、本来ならテストのコード側でJUnit runnerを実行させる時の実行設定に自動的に入るはずなのですが、上手く入らないことが多々あります。その場合、自分で実行設定に追記します。
buildshipを使っている場合は、eclipse pluginを設定して、そこで上のようなことを記述すればなんとかなるかも。buildshipでのテストとeclipse でのJUnit runnerの共存は諦める方が、精神衛生上は良いですが。
log4j2 2.10以上をeclipseのmodularなプロジェクトで使うと、なんか上手くビルドできない
eclipse 2018-12である程度マシに、2019-03でもう少しマシになっているようです。
log4j2(log4j.api)のみを使うなら2018-12でいけそうです。log4j.apiとlog4j.coreの両方を使う時は、log4j2 を2.9.1以下に落とすか、eclipse 2019-03以上を使ってください。
eclipse 2019-03で、modularなプロジェクトのリファクタリングが頻繁に失敗する(まともに動かない)
eclipse 2019-03 のバグです。BugID 545293
パッチが出てるようですので、当てましょう。
log4j2で、ログ出力をキャプチャしてGUIなどに表示したい
カスタムAppenderを作り、それをプログラム内で動的にConfigurationやLoggerなどにaddすれば実現できます。
なお、AutoClosableが設定されているからとtry-with-resourceで書いてしまうと、上手くいきません。close()呼び出しによってカスタムAppender設定が破棄されてしまうようです。キャプチャの用事が済んでからclose()してください。